Issui Shioura
1993年生まれ現在25歳。3.11の二日後、親に飛ばされミラノに避難。いつの間にか6年間 ヨーロッパにいてしまう。ミラノの高校を卒業しロンドンに渡りUCL,Bartlettで建築を学ぶ。2016年に帰国し建築新人戦2016最優秀新人賞受賞。その後、建築事務所に就職。都市計画等Internationalなプロジェクトに携わるが、Top downの都市の開発に疑問を覚え、元々興味を持っていた動く家、対話するための現代版茶室、家賃を払わなくていい家を体現するためにSAMPOを村上大陸と立ち上げ今に至る。
Kaihei Otsuka
ある日、ボクーは3匹の獣に出会った。それぞれ、梟と蛇と猪だった。
ボクー「僕は生きている価値がない。死んだ方がマシだ。」
梟「それなら私がおまえを突き割いて、殺してしまおう。」
蛇「ちょうど腹が減っているんだ。絞め殺されるついでに吾輩のディナーになってくれないか。」
猪「おれっちは昔から白か黒かで物を考えるタチでな・・・。迷ってる暇があるならおまえさんをその崖から突き落としてやる!」
ボクーは獣たちの迫力に後ずさりをした。
「いいや、遠慮するよ。僕には僕の死ぬ流儀があるんでね。」
尚もボクーは続けた。
「いくら突き殺すといえど、血なまぐさい匂いがその嘴にこびりつくのは勘弁だろう?」
「いくら絞め殺すといえど、砕けた骨が喉に突き刺さったら痛いだろう?」
「いくら崖から突き落とすといえど・・・。」
ボクーは断る理由を思い付けなかった。
猪が前脚を振りかぶった時!
(yzにつづく)
Kentaro Neishi
"1998年、株式会社伊勢丹(現:三越伊勢丹)入社。ファッションが好きで、センス、スケールともにトップクラスだった新宿伊勢丹の婦人部門でバイヤーを希望していたところ、その婦人服売り場に配属。販売業務を通してコミュニケーションの楽しさと重要性を身体化。2006年、インポートファッションのバイヤーとなり、ミラノ、パリ、ニューヨークなどを駆け回り、百貨店自主編集ショップの買い付けなどを行う。買い付け金額は、最高時で年間10億円。
2010年、経営統合した三越へ異動、日本橋本店でバイヤーとして勤務。2013年、希望して再開発担当となり、新しい日本橋三越のあり方を組織横断的に考え、計画、実行する「ミライプロジェクト」を立ち上げる。このプロジェクトはさまざまな部署から半期で約50名が参加、3年間実施。社内スタディに留めず、社長をはじめ経営陣に説明し、実現までリード。
2017年、現職へ異動。社内外の方々と協働しつつ、「コンテクストを踏まえた百貨店のこれからの姿」を描き、実現までのプロセスと結果をもってインナー(社内)には気づきを、アウター(マーケット・お客さま)には三越、百貨店のイメージを刷新する活動を行う。"
Kosei Mitsuishi
東京都出身。(公)温故學會・塙保己一史料館、幹事・研究員。物心ついた頃から歴史と中国古典に触れ、いつの日か歴史知識を使って世の中の役に立ちたいと思い続けてきた。研究員をしながら(株)TBSテレビの経理局で二足のわらじを履いていたが2016年に退職。長年のテーマであった歴史学研究と知識を社会に役立て、自立的な研究と社会貢献が両立できるモデルを作れないかを考え続け、ついに2017年に老舗、伝統企業、地方創生を専門にした日本初の歴史コンサルタント会社(株)goscobeを旗揚げし、同社の代表取締役となる。また日本財団と東京大学先端科学技術研究センターによる異才発掘プロジェクト「ROCKET」SIGの外部講師として日本史を担当している。
Momoyo Morimoto
「毎日の食事が私達を作っている」をコンセプトに薬草や発酵、季節の仕事など残していきたい食文化とともに、食卓をつくるお手伝いをする「みんなのおかあさん」として出張料理やケータリング、ワークショップなどを開催。
Rie Fukumoto
1981年兵庫県姫路市生まれ。東京大学先端科学技術研究センターの交流研究員を経て、東京大学大学院博士課程に進学。心のメカニズムを探るべく認知能力(モノの捉え方)についての研究をするも、自身の体調を崩したことがをきっかけに、日々の食の重要性を再確認する。「豊かな心は、楽しい食卓から」をモットーに、「種から育てる子ども料理教室」のカリキュラム作成および運営に携わる。2014年からは東京大学先端科学技術研究センターにて農と食から教科を学ぶ「Life Seed Labo」を企画、同秋にスタートした「異才発掘プロジェクト:ROCKET」のプロジェクトリーダーとしてカリキュラム開発に携わる。
Riku Murakami
1996年生まれ現在22歳。大学を一年経たずに休学したのち東京で日本酒、スニーカー、VR等複数の事業を行う。VRの会社を経営している際、軽トラの上にモバイルハウスをセルフビルドし自宅兼オフィスにしていた。モバイルハウス生活をしながらVirtual RealityとRealityの違いを思考しているとVRの「V」などいらないことに気づいたため、モバイルハウスの事業に転換し現在に至る。
Tamami Kawakata
1983年大阪府生まれ。2009年、株式会社SCRAPに入社。SCRAP初の社員として、リアル脱出ゲームの礎を築く。これまでに制作したゲームは57公演。それぞれの公演に「家族愛」「勇気」「人種差別」といったテーマを掲げ、ゲームを通じて独自のメッセージを発信。童話をベースにした作品を手がけることが多く、その親しみやすいストーリーは国内外で高い支持を得ている。2015年に渡米。活動拠点を海外へと移し、リアル脱出ゲームを世界各国へと広げる。2017年にプロジェクトマネジメントとゲームデザインを手掛けたゼルダの伝説×リアル脱出ゲーム「Defenders of the Triforce」は北米15都市、ヨーロッパ4都市で開催、4万人動員する。また教育と謎解きをコラボレーションさせた、子ども向けの体験型ゲームやTV番組企画も数多く制作。全世界の親子に遊んでもらうため、講演活動も積極的に行っている。
Yojiro Iwaya
1990年東京都中野区生まれ。首都大学東京入学後、1年間のウィーン大学への留学を経て卒業。「林洋子賢治語り芸」を林洋子に師事。後継者として直伝を受け、2015年11月、『よだかの星』『やまなし』を初演。北海道、沖縄をはじめ各地への出前公演を重ねている。