KobeSalon
x = independently organized TED event

Theme: Facing Barriers

This event occurred on
January 17, 2015
3:00pm - 7:00pm JST
(UTC +9hrs)
Kobe, Hyôgo
Japan

あなたにとって「1.17」とはどんな日でしょうか。

1995年1月17日。誰かの誕生日や、何かの記念日でもあったであろう「ただの一日」は、突如として発生した阪神・淡路大震災の当事者にとって、複雑な意味を持つようになりました。大切な人を悼む日、忌まわしい日、また人生の転機を迎えた日。多くの人にとって忘れられない日となった一方で、直接関わることがなかった方にとっては、今年もほかの日と変わらない日常が過ぎてゆくのかもしれません。

災害がもたらす多くの障壁には、立場と状況の違いから生まれる意識の壁も含まれるのではないでしょうか。大切なものを失った人、自分のできる限りを尽くした人、優しさに気づいた人、遠くから励ました人、何もできなかった人。同じ災害を見つめながら、その受け止め方は千差万別です。ましてや、20年を経て震災経験者が6割になった神戸で震災を想うとき、遠慮や配慮に混じって、諦めや疎外感といった壁をこころの内側に感じることはないでしょうか。災害に限らず、様々な体験を通して形作られる個人の考え方。こころの内外に自分のものさしで枠を作ったり、扉を開いたりしながら形成するのかもしれません。

TEDxKobeSalon vol.2は、20年目の「1.17」の節目となる日に、誰しも持つであろう「壁」に向き合う機会とします。そして、この壁に向き合う行為を通して、多様なアイデアを深め、広げます。

Kobe Portopia Hotel, Party Room "Keynotes"
10-1,6 Chome, Minatojima Nakamachi, Chuo-ku
Kobe, Hyôgo, 650-0046
Japan
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Speakers

Speakers may not be confirmed. Check event website for more information.

Takeshi Jitsuyoshi

認定NPO法人市民活動センター神戸(KEC)理事・事務局長、公益財団法人ひょうごコミュニティ財団専務理事。大学卒業後バブル期の金融機関に勤務したが、会社を辞めてもフリーターで十分やっていけると能天気に考え2年で退職。京都美山町の山寺で暮らしながらバックパッカーとしてアジア・アフリカを旅行。4年ほどフリーター暮らしをしていた1995年1月、阪神・淡路大震災に遭い、直後にボランティアとして神戸に入る。当初は短期のボランティアのつもりだったのが気がつけば20年。NPOによるまちづくりを職とするようになってしまった。相談・研修などのNPO支援、ネットワーキングに力を入れてきたが、2011年の東日本大震災前後から市民参加のツールとして「寄付」の可能性に着目、多くの仲間と「公益財団法人ひょうごコミュニティ財団」を設立し、寄付文化の醸成に注力してきた。「当事者」という言葉が好き。行政(政府)でも企業(市場)でもない第三の領域が、これからの日本社会の可能性を大きく切り拓いていくと信じている。

Organizing team

Takeo
Funahashi

Kobe, Hyogo, Japan
Organizer

Toshiro
SUZUKI

Kobe, Hyogo, Japan
Co-organizer